文字に対する思い入れは強かったものの、
思うような指導ができないジレンマを抱えていた教員時代。
ここまでの経緯は、こちらをご覧ください。
【その1,その2、その3】
その後、二人の子どもを授かり、退職して子育てに専念することとなりました。
上の娘が幼稚園年長さんだった頃、娘にひらがなを教えようと思ったことがありました。
文字指導には多少の経験があったため、市販のワークと自分の筆を用意し、ひらがなを書かせたことがありました。
しかし、ワークをなぞらせるだけの練習に飽きてしまったり、
上手に書けるまで何回も繰り返したりしたことで、娘のやる気を引き出してあげることはできませんでした。
また、つい感情的になることも多く、お互いにとって、楽しくない時間となってしまいました。
小学校で教える時とは違う、自分の子どもへの教える難しさを痛感していました。
そこで、やはりプロである教室の先生にお願いしようと、
近所のお友達が通っていた書道教室へ入会することにしました。
そのお教室に通い、毛筆の字はきれいになっていったのですが、
硬筆のお手本(先生の自作)がとても癖の強い字だったこともあり、引っ越しを機に辞めることにしました。
その後ご縁があり、出会った書道教室で「書写」と出会うこととなったのです。
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