おやこ美文字通信 

美文字への道 ~その5 教えることで美文字スキルアップ~

5. 教えることで美文字スキルアップ

「書写」と出会い、深く学ぶ中で、いつか「書写」を教えてみたいという思いが高まってきました。

【詳しくはその4へ】

そんな時、近所の子ども達に書道を指導してほしいと声を掛けていただいたのです。

これがきっかけとなり、書道教室を始めることとなりました。

目次

 

1. まずは書道教室に。毛筆は書けても硬筆は・・・

2. 小学校の教員に。文字と関わる毎日の始まり

3. 「鉛筆の持ち方」~小学生の現状を知る~

 
4. 書写との出会い
 
 
 
 
5. 教えることで美文字スキルアップ!
 
 
【その5⇒ 今回のブログ】
 
 

6. 回り道をした私だからお伝えできる美文字のこと

 

【その4】でお伝えしましたように、ご縁をいただき書道教室を開くこととなりました。

自分の学んだこと、我が子がどのように「書写」を身につけていったかを参考にしながら、

初心に返った気持ちで、硬筆・毛筆の指導を行っていきました。

「書写」の指導を取り入れることで、子ども達はメキメキと力をつけていきました。

すぐにきれいに書けるようになるため、子ども達も意欲的にレッスンに取り組んでくれました。

 

「教えることは学ぶこと」といいますが、教えることを通して、自分の美文字スキルもさらに上がりました。

どのように伝えれば子ども達に理解してもらえるのか、どのように添削すれば効果的なのか、など、

指導の中から、理論と実践の両方を学ぶことができました。

また、このように学んだことを生かし、自分の子ども達にも直接アドバイスできるようになりました。

書道教室の先生と同じ指導方法だったので、我が子達も素直に受け入れ、

学校の書き初めやコンクールの際には、「どうやって書いたらいいの?」と

子ども達の方から助言を求めるようになりました。

以前なら、お互い感情的になってしまったかもしれませんが、効果的なアドバイスをしてあげられることで、

親子一緒に取り組む、楽しい時間を過ごすことができました。

親がまず指導の本質を学ぶことで、子どもに書写の楽しさや上達する喜びを伝えることができたことに、幸せを感じました。

そして、我が子をはじめ、教室の子ども達もコンクールで頻繁に結果を残すまでに成長しました。

これも「書写」との出会いがあったからなのでした。

この学びに関わった全ての方々には、心から感謝しています。

【 その6に続く 】「

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