目次
1. あなたのお子さまは正しい鉛筆の持ち方が身についていますか?
お子さまの鉛筆の持ち方はいかがでしょうか?
今は小学校入学前に、鉛筆をすでに使ったことがあるお子さまがほとんどだと思います。
しかし、逆に心配なのが、すでに間違った鉛筆の持ち方が身についてしまっている場合です。
大人の方でも、正しい鉛筆の持ち方ができる方はほとんどいません。
そして、いざ持ち方を正しく直したいと思っても、一度癖がついてしまうと、すぐに改善することは難しいと、経験的に感じていらっしゃると思います。
ですから、お子さまが小さいうちに正しい持ち方を身につけてもらえたらいいですね。
それでは、なぜ間違った鉛筆の持ち方が身についてしまうのでしょうか?
そして、最初から正しい持ち方を身につけるためにはどうしたらよいでしょうか?
いっしょに考えていきましょう。
2. 間違った鉛筆の持ち方になってしまう主な原因
☞ まだ十分指の力がついていないため
ある研究で「鉛筆を子どもに与える時期」を調べた結果、その平均年齢は3歳だったそうです。
そして、4歳くらいまでは多くの子が鉛筆を持つようになります。
3歳の子どもは指の力が弱いため、「5本の指全体で握るように持つ」、「指先だけで持つ」などというような変則的な持ち方になってしまいます。
正しい持ち方である「3本の指で持つ」持ち方にいたるまでの、発達の途中の段階となっている子が多い時期です。
そのため、「何かを書いてみたい」というお子さまに、すぐに小学生が使うような細い軸の鉛筆を与えてしまうと、自然と「握り持ち」などの、指の力のいらない楽な持ち方をするようになってしまいます。
このため、筆記用具に慣れないうちは、大人がお子さまの指の発達をよく見ながらサポートしてあげることが理想です。
3. 子どもが正しい鉛筆の持ち方を身につける最初のサポート
正しい鉛筆の持ち方を身につけるために、大人ができるサポートとしては、
① 指の発達に合わせた用具(描画・筆記)を与えること
身近にあるからと言って、すぐに鉛筆を与えてしまう前に、
お子さまの様子に合わせた用具を、下記を参考に選んであげてください。
●まだ指の力が弱いお子さま(目安として3歳~5歳)
・・・柔らかく太いクレヨン、太い三角軸の鉛筆など
●だんだん指の力がついてきたお子さま(目安として5歳~6歳)
・・・三角軸の鉛筆、4Bや6Bといった柔らかい芯の鉛筆など
普段の手先の器用さ、指の使い方を観察して判断されるとよいと思います。
② 筆記用具を初めて持つときにはよく見てあげること
持ち方は、最初が肝心です。
初めてその用具を使うときには、できれば一度手を添えて持ち方を教えるとよいでしょう。
最初のうちはお子さまの書く様子を見て、「できたら褒める」、「持ち方を確かめる」を繰り返していきましょう。
大人にとっても根気のいることですが、一度間違った持ち方が身についてしまうと、
それを直すのには、さらに多くの時間と手間がかかってしまうことになります。
お子さまのためにも、最初は大変ですが、ぜひ一緒に持ち方をマスターできるように、
一緒に取り組んでいただけたらと思います。
それでも、どのようにサポートしたらよいか自信のない方や、ご自身も鉛筆の持ち方がわからず心配な方は、書写教室や書道教室、通信講座などで指導を受けることもよいでしょう。
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