目次
4. 書写との出会い
文字に対する思い入れは強かったものの、
思うような指導ができないジレンマを抱えていた教員時代。
ここまでの経緯は、こちらをご覧ください。
その後、二人の子どもを授かり、退職して子育てに専念することとなりました。
上の娘が幼稚園年長さんだった頃、娘にひらがなを教えようと思ったことがありました。
文字指導には多少の経験があったため、市販のワークと自分の筆を用意し、ひらがなを書かせたことがありました。
しかし、ワークをなぞらせるだけの練習に飽きてしまったり、
上手に書けるまで何回も繰り返したりしたことで、娘のやる気を引き出してあげることはできませんでした。
また、つい感情的になることも多く、お互いにとって、楽しくない時間となってしまいました。
小学校で教える時とは違う、自分の子どもへの教える難しさを痛感していました。
そこで、やはりプロである教室の先生にお願いしようと、
近所のお友達が通っていた書道教室へ入会することにしました。
そのお教室に通い、毛筆の字はきれいになっていったのですが、
硬筆のお手本(先生の自作)がとても癖の強い字だったこともあり、引っ越しを機に辞めることにしました。
その後ご縁があり、出会った書道教室で「書写」と出会うこととなったのです。
目次 「美文字への道」
1. まずは書道教室に。
毛筆は書けても硬筆は・・・
2. 小学校の教員に。
文字と関わる毎日の始まり
3. 「鉛筆の持ち方」
小学生の現状を知る
4. 書写との出会い
【その4⇒ 今回のブログ】
5. 教えることで 美文字スキルアップ!
6. 回り道をした私だから
お伝えできる美文字のこと
書写との出会いで、今までの文字への疑問が全て解消!

娘が習うことで、「書写」に興味を持ち始めました。
学校で書写の指導は行ってきましたが、他教科の研修ばかりで、
書写について専門的に学んだことは恥ずかしながらありませんでした。
理論に基づいたわかりやすい指導内容に改めて驚きました。
そして、これまで私の求めていたものと思えるくらい、
今までの文字に対する疑問が全て解消されていったのです。
我が子を通して、書写が美しい文字を書くための有効な手立てだと確信した私は、
先生に直接教えを受けたり、研修を受けに行ったり、書籍や論文を読んだりと独自に学んでいきました。
科学的に字を上達させる方法を学ぶことのできる「書写」、
この理論をたくさんの子ども達に知ってほしいと思いました。
学校現場において、書写はあまり力を入れて指導されていない現状がありましたが、
(学校によって違いはあると思います)
わかりやすく実用的なスキルをいつか必要な人に伝えられたら・・
そう願っていました。そして、その機会が訪れたのです。
【その5に続く】

おやこ美文字専門家 / 書道教室「ひだまり書院」主宰静岡大学教育学部卒。元公立学校教員として20年間指導に携わり、これまでに1,500名以上の美文字を指導。文部科学省後援「毛筆書写検定」にて全国3位(優秀賞)を受賞。映画『翔んで埼玉』美術協力や「AERA with Kids」掲載などメディア実績多数。現在はオンラインと静岡県裾野市を拠点に、文字の魅力を伝えている。



















この記事へのコメントはありません。